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シンプルに焼き鳥屋、居酒屋その他飲食店を一人で開業する際、調理師免許は必要なのか?調理師免許がないとお店を開業できないんじゃないか?疑問に思いませんか?
今回はそこを深掘りしていきますね。
『この章で学べる事』
①開業時に調理師免許は必要なのか?
②調理師免許を持つことのメリット
①焼き鳥屋、開業時に調理師免許は必要なのか?
結論から申し上げますと、開業時に調理師免許は要りません。無くても開業できます。ただし、食品衛生責任者の資格を取る必要になります。
食品衛生責任者は、各自治体の保健所で1日講習を受ければ取得することができます。私のところでは、テキストと証明書代で7000円くらいかかりました。
ちなみに、この食品衛生責任者の資格がないと営業許可証を受けることができません。移動販売も同じです。なので、まずはお近くの保健所に連絡し食品衛生責任者の講習に参加しましょう。
②調理師免許を持つことのメリット
単に、お店を開業するなら調理師免許は必要ありませんと言いました。では、調理師免許はいらないじゃないか!と思うかもしれませんよね。
ここでは、調理師免許を持つメリットについて解説していきます。
メリット① 調理師の肩書が手に入る
自分を、調理師と名乗っていいのは調理師免許を持つ方のみになります。
メリット② 調理に関する専門知識を習得していることを証明でき、信頼感を与えることができる。
メリット③ 飲食店や給食センターなどの施設に調理師として就職したい場合に有利(調理師免許保有を採用条件にしているところも多い)。資格手当がある。
調理師免許取得は、どちらかと言うと開業することより、自分のキャリアアップを目指したい方が取得することの多い資格です。
調理師免許取得方法
- 厚生労働大臣が指定した調理師学校(養成施設)を卒業する
- 2年以上飲食店などで調理の実務を経験した後に、調理師試験に合格する。
調理師免許取得方法は以上の2パターンです。